農業法人 きのこ屋さん(平戸市)は、無農薬キノコ栽培の先生です。
代表者大村謙吾さんは、現在平戸市議会議員1期目でもあります。
キノコ栽培は、全部無農薬ではと思われますが、一番最初の工程では、木材チップを殺菌しますが、ほとんどの工場では、この作業で農薬が使用されています。
キノコ屋では、この工程から農薬を使用せず、丁寧な作業で行っています。
何回か、視察にいきましたが、皆さんいきいきして、いい方ばかりでした。
[画像①は菌床づくりの最初の工程]
木材チップと養分を混ぜているところ
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[画像2は、菌床形成]
機械の型に作った菌床培地を詰め込む作業
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画像3は、菌床培地を送り込んだコンベア機械との連結
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このあと、無菌室にて植菌(しいたけやキクラゲの菌を打ち込む)作業を行います。
その後、温度を一定にした培養室で2~3ヶ月ほど熟成させます。
ここでは、最初の工程から、無農薬で行っていることで、全国でもほとんどない有機JAS認定を受けておられます。有機JASは、取得するのも大変ですが、そのあとの維持がさらに大変です。
ここでは、2次栽培者、販売者が他のものと混在させたことで、何回か現地調査を受け、その間生産できなかったこともあるそうです。