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宮崎の知り合いの会社さん
宮崎の知り合いの会社さん、経営者は2代目の兄弟の方です。
2年前に、会社を2つ設立し、事業を拡張されています。
会社名は、シード宮崎 さん 代表は奈須敬典さん
息子さん、4名が2社を経営し、3男、4男さんが、栽培・食品加工の専門家として活躍されています。
後継者不足の会社さんには、うらやましい限りです。
オーナーの敬典さんは、日向市出身、大手農業資材メーカー勤務を経て、独立し資材会社を経営されており、だんだんと息子さんに任せるようになっておられます。
御年67才で、まだまだ体が動くので、稲作、ハウス栽培もされており、シーガイアなどに、納めていらっしゃいます。
時々連絡あるのですが、この会社のこれから売り出す資材が、ヒートライマー。
お湯を温湯管に流し循環させ、輻射熱で加温する装置です。
冬場の日本の野菜を生産する宮崎県では、石油高騰もあり、暖房装置のニュースは敏感です。
導入コストがそこそこするのですが、加温効果抜群なので、注目の機械です。


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これがヒートライマー 羽根の着いたアルミのような金属管に、温湯を循環させ、土や空気をじわじわ温めます。熱はハウスの上部でとどまり、野菜の生育部分を温めてくれます。すでに、マンゴーやナス、キュウリ生産者さんが導入しています。
宮崎県では、数年前にヒートポンプという農業用冷暖房が普及しましたが、あまり効果がなく、重油ボイラー暖房がほとんどとなっています。
長男さんから、少し前に電話があり、なにかの補助金に申し込んだとのことでした。普及モデルとなればいいですねとお応えしました。
長男さんには、いろいろ補助金や制度のことを教えており、国、県、市町村、農林水産業以外の農作物生産の補助金などお知らせしています。地域によって、独自の補助もありますが、自分は農業の片手間で、全国で技術普及活動していますので、情報はいろいろは行ってきます。